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2017/10/03

プレスリリース

第61回生活と環境全国大会の開催について

「第61回生活と環境全国大会」および関連行事
―10月18日~20日、三重県四日市市で開催

〈みどころ〉
☆いのちあふれる美しい地球を守るため、宇宙技術がどのように貢献しているか、特別講演や特別企画リレー講演を通じてともに考えます。
☆四日市公害の経験を通じた環境保全への取組や廃棄物・生活衛生問題などをテーマに、最新の状況や取り組みに関する講演を行います。

 一般財団法人日本環境衛生センター(神奈川県川崎市川崎区四谷上町10-6、理事長=南川秀樹)は10月18日~20日の3日間、「第61回生活と環境全国大会」を、三重県四日市市の四日市市文化会館(三重県四日市市安島2-5-3)で開催します。
 今年度の大会は、「宇宙と環境」をメインテーマに、多様なプログラムで開催します(添付のリーフレット参照)。以下、代表的なプログラムを紹介します。

【宇宙環境関連】―樋口氏による特別講演や専門家によるリレー講演―

 人工衛星からの観測によって得られる情報等は、地球環境保全に重要な役割を果たしています。10月19日は、地元三重県ご出身である宇宙航空研究開発機構(JAXA)技術参与(JAXA前副理事長および前国際宇宙航行連盟会長)の樋口 清司氏をお迎えし、「宇宙と環境」をテーマとした特別講演を行います。講演では、地球規模での環境問題への取り組みが急務となっている今日、地球環境保全に向けた宇宙技術の貢献について講演いただきます。
 さらに「宇宙から見た地球環境」をテーマにした特別企画リレー講演を行います。今後の地球環境問題を考える上で重要な宇宙からの観測や宇宙利用の状況について、大気科学や天文学、宇宙利用など、それぞれの分野でご活躍の皆様に紹介いただきます。

【環境保全関連】―環境改善の歩みを活かしたまちづくりについて考えます―

 開催地である四日市市では、過去に「四日市公害」を経験し、その克服に向けて環境改善に取り組んできた歴史があります。10月20日の公開講座「四日市における公害対策の取組」では、行政や事業者による環境改善への取組について講演を通じで学ぶだけでなく、四日市公害と環境未来館への見学会も実施します。

【生活衛生関連】―廃棄物や住環境にまつわる多彩なプログラムを用意―

 ここ数年、我が国の廃棄物処理の状況は著しく変化しています。10月20日の公開講座「適正な廃棄物処理と官民連携」では、廃棄物処理における民間の活用や広域化の推進について、国、行政、企業等から先進事例、課題等について紹介します。
 さらに住環境に関する公開講座では、「今、住環境とその周辺に起きている変化」をキーワードに、感染症の脅威、動物愛護と諸問題等について、現状や課題等について考えます。また、10分間ほどですが、外来生物「ヒアリ」に関する最新情報もお伝えします。

 生活と環境全国大会とは 生活と環境全国大会とは 環境、廃棄物・リサイクル、生活衛生の分野に携わる行政、産業界、市民等の関係者が、顕彰と交流を通じて環境保全の普及啓発や情報交換を行うことを目的とした大会で、毎年開催地を変えて実施しております。10月19日の大会式典では、長年にわたって環境衛生の向上に貢献され、多大な功績を上げられた方々に対して、環境大臣表彰、厚生労働大臣感謝状、厚生労働省医薬・生活衛生局長感謝状、生活と環境全国大会長感謝状の授与式を行います。

大会プログラムは全て入場無料です(抄録集は3,000円の実費頒布)。
※報道関係者の方には、抄録集も無料で提供させて頂きます。会期中取材にお越し頂ける予定の方は、事前に下記までご一報願います。。

開催概要

日程: 平成29年10月18日(水)、19日(木)、20日(金)
会場: 四日市市文化会館(三重県四日市市安島2-5-3)
主催: 一般財団法人 日本環境衛生センター
後援: 環境省/厚生労働省/三重県/四日市市

その他

一般参加者の事前申込は不要です。

報道関係のお問い合わせ先・取材お申し込み先

一般財団法人 日本環境衛生センター
管理部企画広報課 担当:杉田、石黒、大山
TEL: 044-288-5095

第61回生活と環境全国大会 特設ページ
https://www.jesc.or.jp/training/tabid/141/Default.aspx