当センターの南川秀樹理事長が、中国政府からの要請を受けて、「中国 環境と開発に関する国際協力委員会」の委員に就任しました。
「中国 環境と開発に関する国際協力委員会」は、中国国内及び国際的な環境と開発に関わる問題を話し合う場として２５年前に設置された委員会で、中国の副総理をトップに環境大臣や地域の担当大臣なども加わった組織です。５０名の委員のうち、２０名は国際委員として国外の環境大臣や副大臣、学者などが選出されています。総会での内容は李克強総理に報告され、中国政府の諮問会議という位置づけになります。
「先ごろ中国で『日本環境問題』という本を出版しましたので、それがきっかけになったのかもしれません。歴史的にみても、日本と中国の関係の円滑化は非常に大事なことで、それは今も変わりません。一定の距離感をとりつつも、無駄な緊張は排除し、率直に意見交換のできる「大人の関係」を構築していくこと、その架け橋となるよう取り組んでいきます。」（南川理事長 談）
日本環境問題 改善と経験