他団体情報一覧

2018/01/31

日本廃棄物団体連合会が賀詞交歓会を開催

 日本廃棄物団体連合会(会長 南川秀樹(一般財団法人 日本環境衛生センター理事長))は、1月11日に平成30年賀詞交換会を東京都内で開催しました。来賓として環境省幹部や学識者が、また廃棄物関係団体の関係者等、約300人が参加しました。

 南川会長は、「正月を機に1年を振り返って新聞や雑誌を読み返してみると、特に起業家の方は、自分がこの会社、この業界を支えるのだという自負心とともに、社会に尽くすという強い意欲を持たれているのが分かる。私も会長を拝命し、ここにいる多くの廃棄物業界の方々とともに、直接利害関係がなくても、気候変動対策や温暖化対策についてしっかりと取り組みたいと強く感じた。
 また、今、特に2つのことについてよく考えている。1点目は、働き方改革で、皆様とも、どうすればこの業界の、特に若い方が元気よく自立していけるかということについて、知恵を交換したいと思う。2点目は、中国との関係で、私は去年の12月に、中国政府の環境と開発に関する国際協力委員会の国際委員として任命された。中国との付き合いを深めるなかで、私自身ができるだけ日中間の環境協力の架け橋になって、日中の友好、さらに環境協力というものを進めていきたい。」と開宴の挨拶しました。
 続いて、来賓として環境省の縄田正環境再生・資源循環局長は、昨年7月の環境再生・資源循環局の新設で放射性物質汚染対象事業と廃棄物処理・リサイクル行政を一元化したことを紹介し、世界の潮流である低炭素社会、資源循環社会の実現に向けて、資源循環産業をしっかりと発展させ、日本の経済の中心にもっていきたい挨拶されました。
 続いて、岡山大学名誉教授の田中勝先生(公益財団法人 廃棄物・3R研究財団理事長)が、廃棄物を物質資源、あるいはエネルギー資源として活用し、化石資源の消費を減らして温暖化対策に貢献できるようにしたいと挨拶され、乾杯の音頭を取られました。
 始終和やかな雰囲気の中で歓談され、日本廃棄物団体連合会の加藤幸男副会長の中締めでお開きとなりました。(文責 日本廃棄物団体連合会事務局)


南川秀樹会長

縄田正局長

田中勝先生