廃棄物処理施設技術管理者講習(2025.4~)

廃棄物処理施設の設置者(市町村にあっては管理者)は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(以下「廃棄物処理法」という)第21条により、技術管理者を置くことが義務付けられています。この技術管理者は、「廃棄物処理法」施行規則第17条に規定する“学歴・経験等”の要件を備え、かつ、厚生省生活衛生局水道環境部環境整備課長通知「衛環第96号」(平成12年12月28日)において、『技術管理者等の資質の向上を図ることは、廃棄物の適正処理を推進するために重要であり、かかる観点から、廃棄物処理施設及び事業場の類型ごとに必要な専門的知識及び技能に関する講習等を修了することが望ましいものであること。』と示されています。
本講習【基礎・管理課程】および【管理課程】は、技術管理者となる方の資格要件を補完し、望ましいとされる技術管理者を養成し、一般財団法人日本環境衛生センター(以下「当センター」という)がその能力を認定する講習です。能力認定試験に合格された方には、当センターから「(各廃棄物処理施設)技術管理士」認定証が交付されます。

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申込受付から認定書発行までの流れ

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コースのご案内

技術管理者を設置される施設または事業場の種類(類型)に応じてコースを選択していただきます。 廃棄物処理施設技術管理者講習は7つの受講コースに分かれています。

A:ごみ処理施設コース
B:し尿・汚泥再生処理施設コース
C:破砕・リサイクル施設コース
D:産業廃棄物中間処理施設コース
E:産業廃棄物焼却施設コース
F:最終処分場コース
K:有機性廃棄物資源化(バイオマス利活用関連)施設コース

※廃棄物処理施設の受講コースと取得できる認定証をご確認ください(募集要項P2参照)。
※産業廃棄物の破砕処理施設は「破砕・リサイクル施設コース」ですので、「産業廃棄物中間処理施設コースをご選択されないようご注意ください。
※施設設置許可等の申請における当講習会受講の必要性については、担当自治体にご相談の上、決定してください。

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受講形式と課程のご案内

受講形式(以下2通りの方法から選択が可能です)

会場受講(講習会場にて、所定の期間講習を受講し試験を受ける形式)

  • 開催日程一覧」をご確認後に希望会場を選択ください。
  • 基礎・管理課程は、前半が【基礎課程】、後半が【管理課程】となりますので、それぞれ会場を選択してください。

Eラーニング受講(インターネット上の講義動画を視聴し、動画視聴完了後に専用の試験日程から試験日を選び試験を受ける形式)

Eラーニングで受講できるコース(3コースのみ)
ごみ処理施設コース / 破砕・リサイクル施設コース / 産業廃棄物中間処理施設コース
  • 上記コース以外は会場受講のみとなります。
※講習の全日程を会場受講か、Eラーニング受講かを選んでいただく必要があります。基礎課程・管理課程のどちらか片方を会場受講、もう片方をEラーニング受講という選択はできません。

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課程

  • 各課程とも、日本語の講義内容が理解できる方が対象です。

基礎・管理課程

「廃棄物処理法」施行規則第17条第1項第4号に対応した講習です。
受講資格:18歳以上の方は学歴・実務経験の有無を問わず、どなたでも受講できます。
※基礎課程→管理課程 の順に受講していただく必要があります。

管理課程

厚生省生活衛生局水道環境部環境整備課長通知「衛環第96号」(平成12年12月28日)に対応する講習です。
受講資格:学歴等に応じた実務経験(「廃棄物処理法」施行規則第17条第1項第1~3号に該当する技術管理者の資格要件)が必要です。
受講資格要件:受講資格区分表▼をご確認ください。
区分
番号
学歴等 年数
1 技術士法(昭和58年法律第25号)第2条第1項に規定する技術士(化学部門、水道部門又は衛生工学部門に係る第2次試験に合格したものに限る。) 廃棄物処理実務経験年数不問
2 技術士法第2条第1項に規定する技術士(上欄「1」に該当する者を除く) 合格後の廃棄物処理実務経験年数1年以上
3 廃棄物処理法第20条に規定する環境衛生指導員の職にあった者 環境衛生指導員として2年以上
4 学校教育法に基づく4年制大学の理学、薬学、工学、農学の課程(相当する課程を含む)で「衛生工学または化学工学等の科目」を履修し、卒業した者 卒業後の廃棄物処理実務経験年数2年以上
5 学校教育法に基づく4年制大学の理学、薬学、工学、農学の課程(相当する課程を含む)を卒業した者で、上欄「4」に示す科目を履修しなかった者 卒業後の廃棄物処理実務経験年数3年以上
6 学校教育法に基づく短期大学若しくは高等専門学校の理学、薬学、工学、農学の課程(相当する課程を含む)で「衛生工学または化学工学等の科目」を履修し、卒業した者 卒業後の廃棄物処理実務経験年数4年以上
7 学校教育法に基づく短期大学若しくは高等専門学校の理学、薬学、工学、農学の課程(相当する課程を含む)を卒業した者で、上欄「6」に示す科目を履修しなかった者 卒業後の廃棄物処理実務経験年数5年以上
8 学校教育法に基づく高等学校において土木科、化学科またはこれらに相当する学科を修めて卒業した者 卒業後の廃棄物処理実務経験年数6年以上
9 学校教育法に基づく高等学校を卒業した者(大学の文系卒業者はこの区分に入ります) 卒業後の廃棄物処理実務経験年数7年以上
10 学歴不問 廃棄物処理実務経験年数10年以上
11 平成4年度から平成12年度の厚生大臣指定廃棄物処理施設技術管理者講習の修了者(詳細は募集要項P7の2)をご参照ください)
12 平成3年度以前の厚生大臣認定廃棄物処理施設技術管理者講習の修了者(詳細は募集要項P8の3)をご参照ください)
  • どの区分にも該当しない方は【基礎・管理課程】を選択してください。
  • 経験年数には、今後も実務が継続される見込の方は、受講を希望する会場の開催月まで積算することができます。
  • 実務経験は、受講するコースに該当する廃棄物処理施設での経験のみ有効です。

受講料のご案内

受講料は前納となります(手数料は申込者がご負担ください)。

会場受講

受講コース 受講料
基礎・管理課程 管理課程のみ
  • ごみ処理施設コース
  • し尿・汚泥再生処理施設コース
  • 産業廃棄物中間処理施設コース
  • 産業廃棄物焼却施設コース
  • 最終処分場コース
121,000円 66,000円
  • 破砕・リサイクル施設コース
  • 有機性廃棄物資源化施設コース
103,400円
※受講料には、消費税10%、テキスト代、本試験受験料が含まれます。

E-ラーニング受講

受講コース 受講料
基礎・管理課程 管理課程のみ
  • ごみ処理施設コース
  • 産業廃棄物中間処理施設コース
111,320円 60,720円
  • 破砕・リサイクル施設コース
95,128円
※受講料には、消費税10%、テキスト代、本試験受験料が含まれます。
※インターネット接続料等の動画視聴に必要な費用の一切は受講者負担となります。
振 込 先:横浜銀行川崎支店 普通預金
口座番号:1775075
口座名義:一般財団法人 日本環境衛生センター
(イッパンザイダンホウジン ニホンカンキョウエイセイセンター)

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申込方法について

申込フォームから申し込みとなります。
会場受講の申込締切は、原則として【基礎・管理課程】が開始日の10日前、【管理課程】が14日前です。締切日前に定員に達した場合は、その時点で受付を終了します。電話予約はできません。お早めにお申し込みください。

  1. 受講コースをご確認ください。
  2. 受講形式と課程をご確認ください。
  3. 申し込みに必要な書類をご準備ください。
    【会場受講・Eラーニング受講共通】
    ■基礎・管理課程
    銀行振込票(ネットバンキングにて振込される方は銀行からの受付明細票)
    ■管理課程
    申し込みに必要な書類は、受講資格区分表をご確認ください。
PDFまたはJPEGに変換し、申込フォームにアップロード(添付)する書類
受講資格区分番号 銀行振込票 実務従事証明書 卒業証明書 履修科目証明書 技術士登録証 修了証 環境衛生指導員
1,2 2は必要
3
4,6
5,7,8,9
10
11,12
  • 「実務従事証明書」が必要となる場合があります。下記の「実務従事証明書・記入例のダウンロード(管理課程)」をダウンロードして作成してください。
    実務従事証明書・記入例のダウンロード(管理課程)
  • 卒業証書は、卒業証明書及び履修科目証明書ではありません。
  • 区分番号3の方は環境衛生指導員の発令通知または、証明書をご準備ください。
  • 区分番号11の方は廃棄物処理施設技術管理者講習の指定講習の修了証、12の方は認定講習の修了証をご準備ください。
  • 受講資格の有無について申込書類の審査を行います。

※記入事項に虚偽の事実が判明した場合は、講習修了後でもその認定は取消しとなります。

お申し込み前にご確認ください。

  • 必要書類をアップロードする際、アップロードできるファイルは1つだけのため、複数の書類がある場合は、PDFファイルにまとめるかZIP形式に圧縮してください。
  • ファイルサイズは10MB以内にしてください。
  • お申し込みには、メールアドレスが必要です。
  • 申込完了後、申込時に指定したメールアドレス宛に「gikan_info@jesc.or.jp」よりメールが自動送信されます。ドメイン指定受信などメール受信機能設定をされている方は、「@jesc.or.jp」からのメールが届くよう、設定をご確認ください。
  • 申込フォームへの入力方法と注意点(PDF)
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能力認定試験について

受験資格

試験の詳細

マークシート方式

基礎・管理課程 管理課程
試験時間 70分 40分
問題数 40問 20問
満点 200点 100点
合格点 160点以上 80点以上
※テキスト、ノート類の持込みはできません。

再試験制度

  • 能力認定試験に不合格となった場合、2回に限り再試験を受けることができます。
  • 再試験を受けることができる期間は、最初に受験した日から6か月間です。
  • 6か月以内に合格されない場合、再試験を受ける資格を失効します。その場合は、再び新規の申し込みとなり、受講料と申込書類が改めて必要となります。
  • 再試験は、1回につき受験料¥5,500(税込)が必要です。
  • 各会場定員がございます。お早めにお申し込みください。
  • 申込後に日程変更される際は、必ずお電話にてご連絡ください。

会場受講の場合の申し込みについて

  • 再試験開催日程をご確認の上、「再試験申込書」を記入後、希望試験会場担当支局までFAX送信してください。
    再試験申込書記入例
  • 申込締切は各試験日1週間前です。
  • 申し込みに対しての受理連絡は行っておりません。
  • 試験会場が東日本支局の場合

    FAX送信先:044-288-4952

    試験会場が西日本支局の場合

    FAX送信先:092-572-1326

Eラーニング受講の場合の申し込みについて

  • 再試験開催日程をご確認の上、マイページから試験日を選択して、お申し込みください。
  • 申込締切は、各試験日10日前です。
再試験当日については下記をご確認のうえご来場ください。
開場時間 東日本支局 12時00分~
西日本支局 11時00分~
受付時間 13時15分~40分(必ず受付時間内にご来場ください)
持ち物
  • 顔写真付公的身分証明書(運転免許証、マイナンバー等)
  • 再試験受験料5,500円
  • 受験票(会場受講の方は、受講通知票)
  • 鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム、ボールペン
※再試験料は釣銭のないようご協力頂けますようお願いいたします。

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お問い合わせ・申込先

講習開催地:神奈川・大阪

一般財団法人日本環境衛生センター 東日本支局
サステナブル社会推進部
〒210-0828 神奈川県川崎市川崎区四谷上町10-6
TEL 044-288-4919

講習開催地:福岡

一般財団法人日本環境衛生センター 西日本支局
サステナブル社会推進部 研修課
〒816-0943 福岡県大野城市白木原3-5-11
TEL:092-593-8226

ご質問は、お問い合わせフォームでも受け付けています。
※申込みの予約はできません。

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