当センターでは、環境測定及び分析に関する国際技術支援を行っています。
残留性有機汚染物質(POPs)モニタリングに関する技術支援
残留性有機汚染物質(POPs)に関するストックホルム条約に基づいて、条約締結国は指定物質の全廃あるいは使用の制限を履行し、かつそれぞれの国の技術的、財政的能力に応じたモニタリング体制の整備を行うこととなっています。
わが国においては、既にダイオキシン類などの分析技術が確立され、国内でのモニタリング体制が整備されていますが、発展途上国においては、経済発展や貧困対策が最優先課題であり、環境汚染対策はなかなか進んでいないのが現状です。
当センターでは、環境省や国際協力機構の環境測定技術協力プロジェクトに積極的に参画し、特に東アジア諸国におけるダイオキシン類を始めとするPOPsモニタリングの実施支援や測定分析技術支援を行っています。

中華人民共和国:POPs分析技術支援

カンボジア:POPsモニタリング技術支援