施設建設関連業務
建設工事発注仕様書の作成
一般廃棄物処理施設の発注方式は、一般的に複雑かつ大規模な施設、プラントメーカー独自の技術の採用、技術が広範囲に及ぶことなどから性能発注方式が採用されています。
性能発注方式とは、受注者に設計と施工の両方を行わせる契約です。
このため、プラントメーカ等に発注するための「建設工事発注仕様書」が必要になります。
見積設計図書の比較検討
各プラントメーカから提出された見積設計図書について、各社の仕様内容・設計数値及び図面等の比較検討を行い、各社の見積設計内容及び設計レベルの統一を図ります。検討の結果を踏まえ、入札用の「最終発注仕様書」を作成します。
実施設計図書の検討
見積もり設計図書に基づいて工事内容を確定するために行う実施設計にあたり、実施設計図書の検討を行います。
建設工事施工監理
機械設備、建築設備工事等の各工事について、実施設計図書、各種施工承諾図書、工事工程表を基に、施工状況、工事の進捗状況等を監理します。
引き渡し性能検査
廃棄物処理施設の完成に伴い、各処理工程における処理機能及び処理効果等を検査することにより、計画施設の性能が計画どおり発揮されているかを確認します。
保証期間切れ検査
廃棄物処理施設の瑕疵期間終了前に、処理工程ごとに処理機能状況及び設備の損傷状況等を検査し、適正な補修改善等について提言します。