3.プログラムの実施実績
(1)福島市
平成27年度に福島市の小学校において本プログラムを用いた学習を行いました。
(環境省委託業務「平成27年度福島市における廃棄物発電のネットワーク化に関する実現可能性調査委託業務報告書」(URL: http://www.env.go.jp/recycle/report/h28-06/index.html)より抜粋)
<実施概要>
福島市では、平成27年4月よりごみ発電施設の電気を市立小中学校等71校に送る「あらかわクリーンセンター発電電力の地産地消事業」が始まりました。福島市の児童が自分たちで使う電気の由来や仕組みを学び、エネルギーに対する理解を深めてもらうことを目的として本プログラムを用いた学習を行いました。
実施時期 |
平成28年1月29日(金)~2月9日(火) |
対象校 |
福島市立吉井田小学校 |
学年 |
5学年 |
人数 |
71名(3クラス) |
内容 |
ステップ1(講義)電気の仕組みと自分たちの生活との関わり
ステップ2(日常チェック)学校に送られてくる電気と使われている電気の量
ステップ3(グループワーク)ゲームで学ぶごみ発電 |
<実施の様子>
<実施の結果>
プログラムの実施後、児童から以下のような感想を得ました。
- ごみをきちんと分別すると、貴重なエネルギーになるということがこの学習を通してわかった。
- いろいろな発電のことが分かり、小学校がいつもどれだけ電気を使っているかも分かった。これからはこまめに電気を消すようにしたい。
- ごみの分別をしないと、発電も(うまく)できないし、自分でやったことが、そのまま自分にかえってくるようなので、ちゃんと分別したいと思った。
- ごみ発電のゲームでは、最初は急いで分別したので発電が少なくなってしまったけど、2回目は分別の表を見ながらやったので、発電量がぐんと増えた。分別をしっかりすればするほどごみ発電を大切にすることにつながるのかなと思った。
- このゲームでごみ発電のことがよく分かった。
参考:福島市ホームページ「平成27年度 吉井田小学校のごみ発電の地産地消を学ぶ学習について 」
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