日本環境衛生センターの未来を描く新たな一歩 ― Mission・Vision・Value を策定

1.MVV策定の背景

 日本環境衛生センター(JESC)は、長年にわたり、調査研究、普及啓発、人材育成、技術支援を通じて、我が国及び地球規模での環境保全と快適な生活環境の確保を推進し、公共の福祉の増進に寄与してきました。これまでの歩みのなかで培ってきた専門性と誠実さは、JESCの活動の根幹であり、社会からの信頼に応えるために大切にしている姿勢です。 
 社会課題が多様化・複雑化するなか、JESCが今後も価値を創出し続けるためには、「JESCのこれからの在り方」を明確にし、組織全体で共有して一体的に実行していくことが不可欠です。そのため、JESCの存在意義(Mission)、中長期的に目指す姿(Vision)、そして日々の行動指針(Value)を整理し、Mission・Vision・Value(MVV)として以下のとおり策定しました。 



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2.MVV策定の経緯


 MVVの策定にあたっては、「JESCをつくり上げ、高めていくのは全役職員である」という考えのもと、創立以来ともいえる規模で、全拠点(総局・東日本支局、西日本支局、ACAP)を横断した職員参加型のワークショップ・意見交換を2025年7月に実施しました。   
 職員一人ひとりが、顧客や関係者、そして社会課題と真摯に向き合うなかで、日ごろ大切にしてきた価値観や、今後大切にするべき価値観、そして望ましい行動のあり方について率直に語り、多くの意見が自然と集まりました。職員がこれまで真摯に仕事に向き合い、誠実さをもって顧客や社会に貢献してきたことを再認識する貴重な機会となりました。

    


グラフィックレコーディングによる多様な意見のとりまとめ
   (左より総局・東日本支局・西日本支局・アジア大気汚染研究センター(ACAP))

 

 これらの多様な意見をまとめあげるにあたってはよりよい言葉を紡ぎあげることに大変苦労しましたが、
経営層と幾度となく協議を重ねることで、組織全体で共有できる理念として2025年11月に策定することができました。

3.MVVの活用と今後の展開

 経営層と職員がMVVについて語り合う交流会を各拠点にて開催し、多くの職員が出席しました。自身の業務に照らし合わせながら何を大切にすべきかを問い直す前向きな議論が交わされ、MVVは、今あるJESCの良さを言語化し、それをさらに高めていくための羅針盤であるという認識が職員の間にも醸成されつつあります。総局・東日本支局では、10月1日に開設したInnovation Officeで交流会を行い、多様な人材の交流・連携、知の融合の場ともなりました。また、MVVの策定と対話のプロセスは、組織内のコミュニケーションを活性化し、JESC全体が一丸となって歩みを進めるための大きな一歩となりました。 

 私たちは、これまで顧客や関係者、そして社会と築きあげてきた信頼とつながりをこれからも大切にするとともに、MVVを羅針盤に未来に向けた挑戦を続けていきます。専門性と誠実さをさらに磨き上げ、循環型社会の形成、脱炭素化、環境衛生の向上、自然再興、災害に強い地域づくりなどの課題解決を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。