廃棄物処理技術検証事業

検証第9号 交付式 

廃棄物処理技術検証 第9号

「流動床式ガス化改質システムによるごみ処理技術」
 三菱重工業環境・化学エンジニアリング株式会社

 令和8年5月13日、川崎フロンティアビル2階会議室において、廃棄物処理技術検証事業の第9号となる「廃棄物処理技術検証結果書(流動床式ガス化改質システムによるごみ処理技術)交付式」が行われました。交付式には、一般財団法人日本環境衛生センター 南川理事長、申請者である三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 澤本取締役社長が出席し、南川理事長から「廃棄物処理技術検証結果書」が交付されました。
 検証を受けた「流動床式ガス化改質システムによるごみ処理技術」は、都市ごみをエタノール製造の原料として活用することを目的とした技術です。本システムでは、一般廃棄物を流動床式ガス化改質炉に投入し、COやH₂を含む生成ガスへ転換します。得られた生成ガスは、エタノール製造設備における精製プロセスを経てさらに浄化され、その後、微生物触媒によるエタノール化プロセスに導入されます。
 三菱重工環境・化学エンジニアリング㈱は、本技術の主要部を構成する流動床式ガス化炉と改質炉相当の2次燃焼室について実機の実績があります。本技術においては、ガス化温度を比較的低温とし、さらに水蒸気を供給することにより、すすやタールの生成を抑制し、溶融炉手前での水蒸気・酸素供給によるシフト反応を行うことにより、目的とする性状の生成ガスを得ることが特徴です。
 本技術の検証は「廃棄物処理技術検証委員会(流動床式ガス化改質システムによるごみ処理技術) 」(委員長:高岡昌輝 京都大学教授)により計4回の審査が行われました。令和8年3月25日の最終審査をもって検証が終了し、当日の交付式を迎えました。
検証第9号交付式の写真

検証結果書交付後の記念撮影