ペストロジー実習講座

第31回 ペストロジー実習講座

今年度の本セミナーは、平成26年に70年ぶりに国内感染が発生したデング熱媒介蚊(ヒトスジシマカ)の現場での蚊の調査にお役立ていただけるよう、蚊の発生がピークに達する前で、蚊が増え始める6月に開催いたします。

昆虫標本の作製方法や蚊を含めた屋内外発生害虫の同定、東日本大震災で問題になったイエバエや蚊の抵抗性レベルの確認試験、食品等へ混入する恐れのあるネズミやコウモリの糞や毛の鑑別法、一般住宅でアレルゲンや虫咬症の原因となるダニ類の分離や一昨年から問題になってきたSFTSを媒介するマダニ類等の標本作製と同定を実際にご自分の手で触れながら、取り組んでいただきます。

ペストロジー(pestology)とは、ハエ、ゴキブリ、ダニ、ネズミ等、人間の住環境に生息する害虫獣の生態や、その防除法等を研究する学問です。特に、ネズミや昆虫等の相談にたずさわる自治体の方々や防除に携わるPCOの方々に、また、今年度この分野に配属された方々にも有用な内容となっております。皆様のご参加をお待ちしています。

日時

平成29年6月14日(水)~6月16日(金)

会場

一般財団法人 日本環境衛生センター 東日本支局本館ホール

定員

30名(先着順で締め切ります)

受講料

一般 64,800円
当センター賛助会員 61,560円

※消費税込み
※受講料のお支払い方法等につきましてはご相談ください。(銀行振込・当日支払い共に可能です)。

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講義内容

講義名 内容
昆虫採集法 屋内外でみられる昆虫類の採集法(採集用器具の紹介やドライアイストラップの設置法等)を学ぶ。
蚊の野外調査法 川崎市内の公園で、蚊の幼虫採集法や蚊成虫の8分間採集(人囮)法などの発生状況調査を体験する。
蚊の分類実習 蚊成・幼虫を同定する上でのポイントを実際に虫を見ながら修得する。
トラップの設置方法および採集蚊の仕分け方 実際にCDCトラップを設置し、その注意点を学ぶ。また、野外で採集した蚊幼虫を大まかに仕分けする。
簡便な殺虫試験法 殺虫剤の種類や剤型による効力の違い、また、イエバエ、アカイエカ、トコジラミ等の薬剤抵抗性などを、比較的簡単な実験で確認する。
ダニの分離法、標本作製法、ダニ類同定法の基礎 肉眼ではほとんど見ることのできない室内塵性ダニ類を、室内から採集された塵から分離し、スライド標本を作製する。さらに、野外から採集したマダニ類の標本も作製し、これらを顕微鏡を用いて、形態や特徴を観察し、同定法を学ぶ。
動物由来混入異物の鑑定法 さまざまな製品に混入する、ネズミやコウモリの糞や毛、ゴキブリの糞などの動物に由来する異物鑑定の基礎を学ぶ。
殺虫試験結果のまとめ 前々日行った殺虫試験の結果を観察し、まとめを行う。
屋内発生害虫の同定および昆虫標本作製法 昆虫の一般的な形態や種々の昆虫の特徴について学び、同定に用いられる検索表を用いて昆虫の同定法を学ぶ。また、採集した蚊を含め種々の昆虫の標本を作製する

お申込み

受講申込書に必要事項をご記入の上、郵送またはFAXにてお送りください。折り返し、受付書をFAXで返信いたします。

開催案内&受講申込書【PDF 961KB】

お申込み・お問い合わせ

一般財団法人日本環境衛生センター 東日本支局

環境生物・住環境部 環境生物課
〒210-0828 神奈川県川崎市川崎区四谷上町10-6
TEL:044-288-4878
FAX:044-288-5016

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